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燃ゆる風。

いつぶりでしょう。
ここに記事を書くのは。
ツイッターに投稿した呟きが反映されなくなってからも
かなり時間が経ってるな。
多分2、3年は軽く行方不明になっていたかと

元気です。
もちろん。
そしてここから行方不明になっている間にも
たくさんの出来事がありました。
水さん事。
七海さん事。
ましゃ事。
蔵様事。
に、加えてどっぷり沼にハマったV6事。
好きなもの(人)が多くてこま・・・
いや、めっちゃ楽しいです

ちょっと自分の過去blogを読み返してみたら
風共くらいまでは割としっかり感想書いてたのねと
我ながらびっくり
ついったやってると細々呟いて
それで満足しちゃうとこあるので
めっきりちゃんとした感想書くことから
遠ざかってしまってました


が。
しかし。

七海さんのバウ単独初主演
という記念すべき事柄について
ついっただけで終わらせるのではなく
きちんと今の想いを残しておくのも
大事なことなのではないかと思い
ものすごーく久しぶりに
語ってみようかと

主演が決まった時、泣きました。
会社のトイレで。
正直もう無理なのかな、ないのかな、なんて
弱気になってた事もあったりして。。。
星組に組替えしてからというもの
見た目のカッコよさ、そして何より
舞台での輝きがますますパワーアップして
本当に「スターさん」なんだなって・・・
いや、とっくにスターさんなんですけど
自分の中では未だに一番最初に
七海さんが気になりだした
「あの頃」の姿が鮮明に残っていて。
でももうそんな面影は感じられないほどの
立派なスターさんになってはいるものの
「実績」としてはまだまだ経験値が浅いというか
(単独)主演の経験がほぼない状況は続いていた訳で。

そんな時にこの嬉しいニュース
そりゃ泣きますよ

でもすぐに
「私この舞台、観れるのかしら???」
という心配が
ただでさえチケ難必至のバウ公演、
しかも七海さんの満を持しての単独初主演!
もうこれはスカステ放送待ちも覚悟せねばと思いつつ
やっぱり当然ですが生で観たい!!!!!!と、
色んな人に頼みまくりました。
ええ、それはもう色んな人に。
普段頼まないような人にも頼みに頼んで・・・・
それでもほぼ全滅に近い状態で
「だから!!公演期間が短いんだよっ(怒)
 それでなくてもバウはキャパがちっちゃいんだからっ:」
と、どこにぶつけたらいいのか分からない怒りで
震えておりました

結果的には何とか3回観劇でき、
尽力いただいた皆々様にはただただ感謝でございました

さて、肝心の舞台について。
(前置き長い)
(しかも無駄に長い)





初日から数日経っての観劇だったので
先に観た友人達から色々忠告されていた通り
幕開きから泣き通しでした
七海さんが本当に楽しそうでね。
こんな姿が見られて嬉しいなって。
こんなに「しっかりお芝居してる」七海さんを観たのが
本当に久しぶりな気がして。
お稽古場情報の時から凄く充実してるのが
伝わってきた通りの堂々とした主演ぶり、
舞台の真ん中で輝いている七海さんの姿に
涙が止まりませんでした。

役どころもとても七海さんに合ってたんですよねぇ。
決して前に出すぎるタイプではないけれど
誰からも一目置かれる存在。
あの静かな物言いと落ち着いた物腰、
今の学年だからこそ出せる貫禄とともに
元々の持ち味に加え、これまでのたくさんの作品で培ってきた
芝居心が滲み出ていて、
絶妙に何とも素敵な半兵衛様でした。
お芝居に説得力があったんですよね。
真彩希帆ちゃん演じる半兵衛様の妻、いねさんとのやり取り、
そして悠真倫さんが演じられた秀吉様とのお芝居。
直接ガッツリたくさん絡んだこのお二人との場面は
どこも見応えがありました。

特にいねさんとの、心から信頼し合い、
お互いに対する深い愛情が感じられる竹中夫妻の場面は
どのシーンもとっても素敵でした
だからこそ「今生の別れ」の場面は心底辛かった
気丈ないねさんの涙、何よりも大切にしてきた大事な奥さんの元を自分から去り、
最期は秀吉様の側でと、武士としての信念を貫いた半兵衛様の涙。
この少し前の場面から終盤にかけては
涙なくしては観られませんでしたね。。。


お稽古場情報などで七海さんの言っていた
「生きる意味」と言うのをしみじみ考える作品、
半兵衛様の生き様でした。
自らは病に倒れ、志半ばで生涯を終えなければならなかった半兵衛様。
それでも自分の夢を、想いを、願いを託せる人達がいたから
あんなにも清々しい顔で最期を迎える事が出来たんだろうなと。
病床で力尽きて亡くなってしまうような場面にならなかったのは
宝塚ならではの演出でとてもよかったと思います。
秀吉様始め名だたる武将からもその功績を認められ讃えられ
人生を全うしたその生きざまに心が震えました


そんなね、とっても遣り甲斐を感じてるんだろうなっていう作品で
主演が出来た事って本当に素敵なことですよね。
七海さんがこの作品と半兵衛様という役に巡り会えたこと、
そんな七海さんの姿を観られたことが
私も本当に心から幸せでした


七海さんだけじゃなくさっき書いたきいちゃん(真彩希帆ちゃん)、
まりんちゃん(悠真倫さん)の他の出演者の皆さんも
本当に素晴らしかった。
書いたらきりがないのですが信長の麻央くん、濃姫のはるこちゃん始め
ほぼ実在の人物ばかりで、それぞれの役を演じた皆さんが
本当にその役の人生を生きていると感じられて
毎回観るたびにとっても引き込まれました。
恐らく半年後くらいにスカステで放送があると思うので
早くもその日が待ち遠しくてたまりません。


また、今回主演という事で毎回の終演時に
七海さんのご挨拶があったのですが
私が観劇した日も含め毎回本当に
客席を沸かせてくれる楽しい挨拶で(笑)
日々ツイッターで報告されるその独特の言葉のチョイスが
七海さんらしくて、素敵で温かいのに面白くて
思わず笑っちゃってました



久しぶりに長く書くと書き方忘れちゃうなぁ
だめですね、ちゃんと書かないと
とは言え、日々のあれやこれやに忙殺され
なかなかゆっくり書く時間もないんですけどね
でもまた時々はこうしてじっくり感想を書きたいと思います。
さて、次はいつになることやら。。。。
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